白旗はあげられない

そもそも。

ベジタリアンについての知識を全く持ちあわせてなかった私。

 

vegetarian=野菜ばかり食べる人

vegetarianという言葉自体、vegetableを食べる人だからvegetarianだと思っていた。

 

本当は、

「健康で活力があり元気な人」という意味のvegetus(ラテン語)に由来しているらしい。

 

 

今まで偏見のかたまりだった私のベジタリアンに対するイメージは

 

・栄養バランスが悪そう

・貧血になりそう

・体力がなさそう

 

だった。

 

言葉が持つ意味とは全く真逆。

無知というのはなんとも恐ろしい。

 

でもね。 

やり方を間違えると、無知だった私のイメージ通りの結果にもなり得る。

 

「ねぇねぇ、あの子ってさー。ベジタリアンなんだってー。」

 

「えーー?!そうなのー?」

 

「どーりで!

    ・栄養バランス悪そう

 ・貧血なりかけ

 ・体力なさすぎやーん。」

 

 

なぁんて言葉がいつか聞こえてくるかも。

 

 

いや。ダメ。

これは、何としてでも回避せねば。

 

娘はこれまで好き嫌いなどほとんどなく、健康そのもの。

体調を崩して学校を休んだ事もほぼなければ、熱が出て寝込む事なんてここ数年ない。

 

これを継続できなければ「ベジタリアンになったからじゃないか?」という疑問が生まれてしまうだろう。

 

その言葉の由来どおり「健康で活力があり元気な人」にならなければ、娘がどれだけ高い志を掲げようとも、母は白旗を上げざるを得なくなる。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

じゃあ、どうすれば?

 

 

今までのように、冷蔵庫に入ってるあり合わせのものでチャチャッと時短料理〜♪にサヨナラ。

肉のかわりに豆腐で置き換え〜!という単純な考えも捨てよう。

 

肉や魚を使わないメニューでこれまでと同じような栄養バランスの料理をつくる。これに尽きる。

 

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今まで娘が食べていた肉や魚にはいったいどんな栄養素が含まれていたのか。

 

どんな食材がその代替えとして最適なのか。

 

また、どのくらいの量を食べるべきか。

 

食材の組み合わせは・・・?

 

代替えでは取り入れる事ができない栄養素についてはどうするか。

 

 

 

気分はまるでアスリートを陰で支える栄養管理士。アスリートの輝く未来のために日々努力を積み重ねる彼らの気持ちが今なら少しわかる気がする。

 

 

「なんか最近すこぶる体調いいんだよねー。」

 

なぁんて言われようもんなら「ッシャーーー!」と叫んでガッツするだろな。

 

よーし。今日も一食入魂!